2012-08-03 第180回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第6号
この点を金正恩氏が正確に理解し、金正日体制の遺訓政治を新しい時代に向けて塗りかえていくことを重ねて期待したいと思います。 なお、放送は、先般も、これと別でありますが、VOAというところで北朝鮮に向けての放送もさせていただくところであります。
この点を金正恩氏が正確に理解し、金正日体制の遺訓政治を新しい時代に向けて塗りかえていくことを重ねて期待したいと思います。 なお、放送は、先般も、これと別でありますが、VOAというところで北朝鮮に向けての放送もさせていただくところであります。
拉致問題という避けて通ることのできない課題に対して、金正恩新体制が遺訓政治を超えたところで一定の真摯な方向性を出すことを期待してやまないということを申し上げたいわけであります。
ミサイルが失敗したことを認めたことを含め、かなり違った体制が生まれる可能性があると私は思っていると、金正恩新体制が遺訓政治を超えたところで一定の方向性を出すことを私は期待していると、こう答弁ありました。 拉致問題については本当に膠着が続いています。家族の方も年齢が、年を取られる。そういう中にあって、本当に何か金正恩体制を揺り動かすメッセージ、是非出してくださいよ。
現時点まで、金正恩新体制は基本的に金正日国防委員長がしいた路線、すなわち遺訓政治が行われていると認識しておりますが、新体制が国際社会に受け入れられる努力、特に我が国にとっては、拉致問題の解決に向けた真摯な対応を示すならば、我が国としてもこれに積極的に応じていく用意があり、北朝鮮はこの点を正しく理解することを引き続き北朝鮮に対して期待したい。
○国務大臣(松原仁君) 金正恩体制が生まれて、金正日国防委員長が死んだ後、この状況は現在まではその遺訓政治がどちらにしても続いていると。遺訓政治という言葉をどういうふうにとらえるかといういろいろな議論があります。
金正恩最高指導者というのか、領導者というのか、司令官というのか、何と呼んでいいかはわかりませんが、間違いなく遺訓政治をやりますよね。否定することはみずからの正統性を否定することですから、間違いなくやりますよ。ミサイルも撃つ、核開発もする。政権の基盤が安定しているか不安定なのか、そんなことは私にはわかりません。